キャストと冥王星ジョーク
アメリカでは『Galaxy Express』の題名で1981年に公開された。映画評論家の森卓也は1983年公開のアメリカ映画『銀河伝説クルール』に影響を与えた可能性を指摘している[16]。このアニメ映画を元にした小説版は出版社別に3作あり、ソノラマ文庫ではテレビシリーズの脚本を手がけた藤川桂介が、集英社からはコバルト文庫の若桜木虔と少年少女モンキー文庫のはやしたかし[17]の他、原作を掲載していた少年画報社からは井口佳江子により小説化している。前作からさらに2年後[19]の世界を舞台にした続編。1981年公開。
2000年以降、『999』と『1000年女王』のミッシングリンクを埋める作品という位置付けがなされたOVA作品の『レジェンド』及び『宇宙交響詩-』が発表され、『1000年女王』の雪野弥生=『999』のプロメシュームという設定が明確なものとなった。その結果、プロメシュームのフルネームは『1000年女王』作中で明かされた弥生のラーメタル名となり、『1000年女王』は彼女の若かりし頃を描いた作品という位置付けが明確にされた(後述)。これに伴い『レジェンド』において、ラーメタルに帰還した弥生が機械帝国の女王プロメシュームへと変貌していく過程が描かれたが、『999』映画2作目などで語られる経緯とは大きく異なる。狂信的なまでに機械の信奉者であり、かつての夫・バン曰く「哀れな機械の女」。娘のメーテルに対しては並々ならぬ愛情を注いでいる(後述)。だが自分の理想を邪魔する者に対しては非情であり、それがたとえ血を分けた娘や夫であっても決して容赦はしない。『999』TV版でのメーテルの台詞によれば、かつては「鉄郎のお母さんにも負けないくらいやさしい母」だったという。だが、「機械の体による永遠の命の実現を目指すようになってから母は変わってしまった」とのことであり、劇中においては人間としての温かい心は既に失われていた。
テレビアニメスペシャル「銀河鉄道999」から(旧EP:CK-572)東映映画「銀河鉄道999」主題歌(旧EP:CK-537)東映映画「銀河鉄道999」から オリジナル・サウンドトラック盤(旧EP:CK-539)
冥王星の軌道は、太陽系の惑星と比較するとかなり異常である。惑星は黄道面と呼ばれる仮想の平面にかなり近い面を公転しており、軌道の形は真円に近い。対照的に、冥王星の軌道は黄道面から大きく傾いており(17°以上)、離心率が大きい(歪んでいて真円から遠い)。軌道が傾いているため、冥王星の近日点は黄道面よりもかなり北側に(- 8.0 AU)ある。離心率が大きいことから、冥王星の軌道の一部は海王星よりも太陽の近くに入り込んでいる。近日点の近くでは、冥王星は海王星よりも太陽に近くなる。直近でこの現象が起こったのは1979年2月7日から1999年2月11日までである。数学的な計算によると、この現象は前回は1735年7月11日から1749年9月15日まで続いた。同様の計算から、そのさらに前の回は1483年4月30日から1503年7月23日までだったことが分かっており、この期間の長さはほとんど1979年から1999年までの期間の長さと等しい。最近の研究[要出典]では、冥王星が海王星の内側に入り込む期間は、微妙な変化はあるものの、約13年間と約20年間のものが交互に訪れると考えられている。冥王星の軌道は海王星の軌道と3:2の軌道共鳴状態にある。海王星が冥王星に背後から近づくと、相互の重力によって互いにわずかに引かれ始め、トロヤ点を生じるような軌道上の同じ配列の間で相互作用する結果になる。軌道が歪んでいるため、3:2の比で軌道共鳴しているということは、海王星が常に冥王星と遠く離れたところにあることになり好都合である。冥王星が軌道を半周すると、冥王星は海王星に最も近づき、一見すると海王星が冥王星を捕獲しそうに見える。しかし冥王星は太陽からの重力的加速により速度を上げ、海王星の前方に留まり、冥王星の軌道の反対側で再び出会うまで前方に引かれる。