特撮テレビとDISC-5

脚本家の武上純希は、弟子筋にあたる。その他にも寺田憲史や、田村丸といった脚本家を育成して来た。学生時代に脚本家の水木洋子に出したファンレターへの返事をもらえた感激が忘れられず、ファンレターには返事を出すように心がけているという。そば屋の老舗「長浦」に長男として生まれ、高校時代から文筆業に憧れる。慶應義塾大学では放送研究会に属して、ラジオドラマ全日本コンクール脚本賞関東大会に3年連続で入賞を果たした。放送研究会の同期には、後にウルトラシリーズの仕事で再会する大伴昌司の姿も。1958年には慶大の文学部を卒業するも、当時はなべ底不況の最中。コネクション頼りで映画会社の東宝を受験したものの、その年度は文芸部の募集をしていないため不合格となる。実家からは勘当されて無職同然のまま、田園調布の安アパートで餓死寸前の極限状況に追い込まれるも、その時の様々な体験は、後の作家生活において貴重な財産となった。勘当されて半年後に、大学時代の親友が福岡市のRKB毎日放送へと入社したことで、同局のラジオ放送における音楽番組の構成台本にて辛くもデビューを果たす。その後も暫くは、地方局でのラジオ番組の仕事を細々とこなす構成作家であった。やがて、慶應義塾大学の先輩でもありTBS演出部に所属していた飯島敏宏の紹介で、実写のTVシリーズへと参入。最初は、同局の推理アクション番組『日真名氏飛び出す』にて西島大や久板栄二郎といった脚本家の原案創りを担当しながら、1958年には『東京零時刻』にてTV番組でも脚本家デビューを果たす。『月曜日の男』では、若槻文三と共にローテーションの一角を担い、以後も『オレとシャム猫』『木下恵介アワー』などの番組で順調にキャリアを重ねて行った。



1930年にフランスのニースで城を購入し、「オルラモンド(Orlamonde)」(自作『Quinze Chansons』からとった名前)と名付けた。1932年にはベルギー国王アルベール1世によって伯位を授けられた。1940年のニューヨーク・タイムズの記事によると、彼はナチス・ドイツのベルギー・フランス両国に対する侵攻を避けリスボンへ逃れ、更にリスボンからギリシャ船籍のネー・ヘラス号でアメリカに渡った。彼は『タイムズ』紙に「私はもしドイツ軍に捕らえられたら即座に射殺されただろう。なぜなら1918年のドイツによるベルギー占領を描いた私の『Le Bourgmestre de Stillemonde』で、ドイツ軍は私のことを敵と見なしていたからだ。」と語った。また、ドイツとその同盟国であった日本には決して版権を渡さないよう、遺言で書き記している。戦後ニースへ戻り、同地で1949年に死去。



『1000年女王』TV版で弥生は実の母である聖女王に対し、地球人の素晴らしさを説く際に「ラーメタル人にはない愛を持っている」ことを理由として挙げているが、彼らにも恋愛感情や肉親の情といった感情は存在し、セレンと弥生には姉妹愛があり、聖女王は最終回で弥生の死を嘆くなど、愛がないわけではない。作中では地球人が他者の喜びや悲しみを分かち合う姿に先述の通りセレンが感動していたり、他人のために自己犠牲も厭わない雨森始の姿などに弥生は地球人の素晴らしさを見出しており、TV版においてはこうした他者を気遣う心などは地球人のほうが優れているように描かれている。『1000年女王』原作で弥生は自分と寸分たがわないアンドロイドを使用しており、顕微鏡で倍率を50万倍に拡大しないと人工細胞で組み立てられていることが判らないほどである。また、首都シティ・ミユにある、ラーレラの部屋の地下10000メートルのところには「まゆ」と呼ばれる装置には弥生と同じ姿をした女性が多数眠っており、クローンの技術も相当進んでいることが窺える。『宇宙交響詩-』では、プロメシュームが自分の姿をしたクローン数体を影武者として使用している。1000年女王の指揮の下、地球上で活動していたラーメタル人たちは光の圧力で動くエレベーターを使用したり、関東平野の地下に広がる大空洞をまるで地上にいるかのように明るくしてそこに秘密基地を作っているほか、世界中の都市を空洞船として浮遊大陸のように浮上させることを可能とするなど、作中で描かれる1999年頃の地球人と比べて優れた科学力を持っている。また、原作では惑星の軌道をコントロールしたり、惑星直列をも可能にもしている。ただし、TV版では弥生は始に自分の正体が1000年女王であることを明かした際に「大宇宙の自然の法則を変えることは死を意味する」と語り、終盤で地球消滅の危機を回避する手段としてラーメタルの軌道を変えるべく、暗黒彗星ラーを消滅させようと考えるまでは天体の運行を人為的に変えるようなことはしていない。



『999』劇場版では宇宙病[9]に侵され、余命幾ばくもなく、鉄郎に自身の意志と記憶をアルカディア号の中枢大コンピューターに移すことを頼んだ。『SSX』では単身アルカディア号を離れて惑星ヘビーメルダーへ向かい、自分一人で意志と記憶をアルカディア号の中枢大コンピューターに伝送している。『ハーロック』アニメ版ではヘビーメルダーでアルカディア号建造にいそしんだが過労がたたり、完成後に力尽きてその艦内で死亡、遺体は宇宙葬で葬られた。また、中枢大コンピューターに自身の脳細胞の一部と記憶を移植していた。アニメでの初登場の『宇宙海賊キャプテンハーロック』では、山田俊司(現・キートン山田)が演じたが、その後の『999』劇場版〜『SSX』までは富山敬が演じた。



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